2014年11月27日木曜日

「OOKI Akira togetter運用方針総則」の運用方針

私がtogetterを運用するに当たりまして、運用方針総則を制定したところでありますが、その基本的な趣旨なり運用方針、私の考え・目的を示す事とします。


1. 目的
OOKI Akiraは、音楽・舞踊・文楽・歌舞伎等の公演(以下「公演」という)に際し、togetter社のサービスを用いて、観客側の立場からこれらの公演に関するtwitter上の多数の投稿をまとめる事により、その公演の評価を一覧可能とし、もって芸術文化の振興に貢献する。

趣旨:まず目的は、芸術文化の振興であります。芸術文化に対し破壊的な作用を齎す目的には用いません。形態としては、「総体としての観客の自治」の一環として行うべきであると考えます。特に批判ツイートを取り上げる事は、出演者・主催者・その他運営担当者にとってやりづらいものですし、彼らの目的ではありません。観客の誰かがやるのが本来の在り方ですし、健全な在り方です。


2. togetterの対象公演
2-1. OOKI Akiraは、自身が少なくとも一公演は臨席する公演(群)の中から、対象公演(群)を選択する。

趣旨:その公演(群)に関するtogetterを運用するに当たっては、その公演(群)に臨席するなど何らかの関与を必要とすると考えます。その公演(群)に参加する意思も愛情もなく、その公演(群)に関するtogetterの運用だけを行うことは、反倫理的であるとさえ考えます。但し、その公演(群)に臨席するべく予め十分な準備を整え、かつtogetterを既に運用開始した後で、自然災害・交通機関の不通等不測の事態により臨席できなかった場合は、その公演(群)のtogetterを運用します。

2-2. 対象公演(群)の選択に当たっては、先行した同種のtogetterが行われていない分野・地域から行い、かつ地理的事情、OOKI Akiraの公演臨席事情等を考慮する。

趣旨:既にその地域・そのジャンルで特定の人物が反復継続的にtogetter事業を行っている場合には、その人物に敬意を表し、私がしゃしゃり出てその公演(群)のtogetter運用を並行して行うことはありません。単なる重複であり、礼を欠き、意味がないからです。また、公演(群)を行う会場の近くに居住している方がtogetterを運用するのが良いと考えます。私の場合、松本市の自宅でなければ、togetterへの投稿作業ができません。終演後に速やかな投稿作業を行うのは、地元民が一番適切な立場です。地元民が行わない場合のみ、補完的に私がその公演(群)のtogetter運用を行う方針です。


3. togetter上にまとめるtwitter投稿の選択(以下「投稿の選択」という)は、下記の基準により行われる。
3-1. 次のような場合は、投稿の選択に於ける正の要素となる。
・その公演について何らかの意味がある感想・批評が書かれている
・その公演について有益な情報が書かれている
・その公演についての出演者・主催者・その他運営担当者からの情報提供


3-2. 次のような場合は、投稿の選択に於ける負の要素となる。
・あまりに単純すぎる内容の投稿(例:「OOKI Akiraの演奏は面白かった」レベルでは選択しない可能性が大きい。「OOKI Akiraの演奏は繊細なところが素晴らしい」レベルの投稿は積極的に選択する)
・単なる記念撮影
・出演者と観客との間の個人的なやりとり
・リツイート
・返信投稿(論争状態になったものを含む)

趣旨:一般的に、その公演(群)に対する評価の一覧を作成する目的に合致しない投稿(ツイート)は、投稿の選択に於ける負の要素となります。出演者との個人的なやりとりについて、各自の責任で投稿されることに関与は当然しませんが、投稿の選択によりtogetter上で掲載するべき内容ではないと私が判断した場合は、投稿の選択の対象外となります。また、一般の観客間に於ける論争を私は支持せず、論争投稿の選択をしない事を原則とします。自分の納得できない意見に対しては、返信投稿で絡むのではなしに、自らの意見を開陳する事によって行うべきものと考えます。感想・評価は言いっ放しであるべきです。但し、職業的評論家に対しての返信投稿による反論・論争については、一般の観客間に於ける論争とは全く性格を別とするものですので、負の要素とはせず、個別に検討します。


3-3. 次のような場合は、投稿の選択の対象としない。既に投稿の選択を行った場合は、削除する。
・出演者・主催者・その他運営担当者に対する誹謗中傷
・著作権者から削除の要請があった投稿
・OOKI Akiraに対する非行行為を行った者の投稿

趣旨:批判は「芸術文化の振興」の目的に合致しますので歓迎しますが、誹謗中傷はその目的に反しますので、徹底的に排除します。また、投稿者から削除依頼があった投稿については、togetter上の掲載投稿から削除します。

3-4. 「投稿の選択」の基準に合致しているかしていないかの判断は、個別に行われる。3-1・3-2の基準は、「投稿の選択」を行う度に可変する。

趣旨:「投稿の選択」の基準は、同じ公演(群)に関する案件であった場合でも、「投稿の選択」を行う度に変わり得ます。同じような投稿でも、選択されることがあれば選択されない場合もあります。過去の事例を基に選択するよう私に対して請求された場合は、私によって棄却される可能性が高いです。そのような私の運用を不満に思われる場合は、お手数ですが、ご自身で運用をなさってください。

3-5. 何人もOOKI Akiraによる「投稿の選択」に対し意見を申し立てる権利がある。OOKI Akiraはその意見及び前項までの基準に従い、「投稿の選択」の可否を決定する。

趣旨:考えられる文言を用いて検索を行いますが、「投稿の選択」をするべき投稿(ツイート)を私が見逃す可能性があります。そのような投稿がありましたら、教示くだされれば幸いです。なお、言うまでもなく「投稿の選択」をする権限と責任は私にありますので、私が一旦決定した事項について覆すことは、通常あり得ない旨ご理解ください。

附則:この総則は、2014年11月24日に制定し、2014年11月17日に遡って適用する。