2014年12月20日土曜日

新国立劇場バレエ団「シンデレラ」 評(仮)

2014年12月20日、新国立劇場バレエ団の「シンデレラ」、昼夜二公演観てきました。正式な形での長文評は書く時間がない状態なので、twitter投稿に若干変更した内容ですが、略式で投稿します。

12/20昼「シンデレラ」NNTT。第一幕終了。四季の精で好みの出来だったのは、細田千晶さんの冬の精。井倉さんがシンデレラで引退したかった理由は、第一幕終盤からも良く分かる。では、第二幕に。

第二幕最後の、シンデレラの衣装の早替えは、どうやっているのか?にしても、アシュトンは天才だわ。あれ以上の振り付けは不可能だろう。諧謔の要素と華麗の要素の組み合わせが絶妙で、構成力に富んでいる。終戦直後の1940年代の振り付けとはとても思えない現代性も併せ持っているし。

12/20昼NNTT「シンデレラ」は終了。今日の小野絢子さんは完璧な出来かな。体調がいいのか、回転を要する演技もキチッと決めていた。

福岡雄大くんは、ガチムチ王子で優美さの欠片も感じられなかった「眠れる森の美女」の時よりずっと素晴らしい。奥田花純ちゃんが少し体調悪い気味に見えたのは気のせいか?八幡さんの道化は期待通り。義理の姉たちは本当に楽しい♪では、米沢唯ちゃんの夜公演に・・・・。。

12/20夜「シンデレラ」NNTT、第一幕終了。米沢唯ちゃん、ドヤ顔やっているし♪かわいいにゃあ♪♪四季の精、秋の精の五月女遥さんが良かったように思えたのは、私の独断か。

12/20新国立劇場バレエ団「シンデレラ」マチソワ終了。絢子さん→唯ちゃんだけでなく、ファースト・セカンドとキャストが変わってもそれぞれが個性を出していて、総じて差がなく高いレベルで演じられた。私にとって、物足りない思いはまるでなかった。幸せなマチソワ体験♪

12/20新国立劇場バレエ団「シンデレラ」マチソワ終了。どちらかと言うと、ソワレの方がやんちゃで面白かったかな。観客のノリもソワレの方があったか?非公然バラバラ組織「唯ちゃん親衛隊」の仕業かもしれないが♪

米沢唯ちゃんシンデレラは、灰被りの方がずっとかわいいのだよな。お姫様メイクしない方がずっといい♪絢子さんよりもやんちゃなところも好きだし。様式美を極めた「眠り」とは正反対の方向性ですが、どっち方面でもいいです♪それにしても、あのスカーフ肩に巻いたドヤ顔には笑ってしまった♪